経験がモノを言う競馬の戦略とは

オッズだけを見て、どの馬がやたら売れているとか、枠連と馬連に差がある、馬単の裏表に違いがありすぎるということがわかるようになる時が訪れます。それは競馬の経験を重ねた時です。

例えば、この馬はなぜ複勝がやたら売れているのかというのは初心者にはわかりません。しかし、馬主が確実に来ると判断したから突っ込んだとか、一口馬主の人たちが記念で買っているとか、そういうケースを知っていればそのオッズが適正なのかどうかすぐにわかります。

適正でなければ、別の馬を狙っている場合、配当の旨みが増します。事前に予想を済ませ、この馬はだいたいこのオッズだろうというものをシミュレーションします。

そのうえで、何頭か買いたい馬を決めておき、オッズに合わせて買いたい馬を最終的に決定する戦略がおすすめです。しかし、このやり方は経験がモノを言います。人一倍、客観的な姿勢も求められます。

競馬は自分との戦いであり、周りのファンとの駆け引きでもあります。それに勝つには経験と観察、これに尽きます。