競馬で合成オッズを求めるのは、常識的な戦略
競馬で回収率を上げるには、オッズを見ながら資金配分するのが常識です。
3頭の競走馬をボックスとして馬連を購入する場合、組み合わせは3通りになります。仮に投資金額を3000円とした場合、何も考えずに1点につき1000円ずつ購入するのが楽ですが、購入した中で一番安い配当の馬券が的中すると、収支がマイナスになることもあります。
このため、一般的には全ての買い目の合成オッズを算出し、どの買い目が的中しても同程度の配当が得られるよう、資金を配分したうえで購入します。合成オッズの算出方法は、それぞれの買い目の逆数全ての和から、更に逆数を求めたものです。
例えばそれぞれ2倍、4倍、8倍の3通りの馬券を購入する場合、逆数の和は1/2+1/4+1/8=7/8になります。合成オッズは7/8の逆数8/7となり、1.14倍となります。
投資金額が3000円の場合は、どの買い目が的中したとしても配当金が3000円x1.14=3420円となるよう分配しますが、1.14倍がリスクに見合った配当かどうか検討し、場合によっては購入を見送ることも、重要な競馬戦略の一つです。
競馬で勝つ戦略は競走馬の血統を考慮する
競馬で勝率をあげるには競走馬のレース適正を見極めないとだめです。
たとえばスタミナを要される2400メートルの場合には、いままで1600メートルのマイルしか競争経験のない場合には、投票馬として適正が考えるべきで、これ以外でもダートのみもしくは芝のみの競馬しかしていないのにそのダートから芝、芝からダートへの挑戦が無謀かどうかも視野にいれるべきです。
こうした投票馬の決定の際の戦略としては、競走馬の血統は重要な要素です。競馬はブラッドスポーツと言われるぐらい、その血統が重視され、その馬の適正判断つまりは短距離向きか長距離向きか、スピード重視かスタミナ血統か、ダートか芝かなどの適正を考慮して選ぶほうがいいです。
こうした視点で見てみると人気はないが意外にも実力があるかもしれないダークホースを見つけることができ、この馬を絡めて高配当を狙うことも可能になってきます。3連単でこうした戦略で馬券を買うと思わぬ高配当が得られます。
競馬情報サイトのインサイダー情報と異常オッズ戦略
競馬には、インサイダー情報といわれているものがあります。インサイダー情報とは、競馬関係者しか知り得ない情報のことです。レースを走る馬の中には、諸般の事情により調子が悪いのに出走していることもあります。
反対に人気は全くないものの、今回はこれまでとは違う、といった情報もあります。こうしたインサイダー情報は、外部に漏れることはありません。馬主や牧場主などの競馬関係者の間だけで流れていて、新聞記者も一部しか知りません。
インサイダー情報を戦略的に使うと、危険な人気馬を買わずに、激走する穴馬だけ買えるのです。インターネットの競馬情報サイトでも、インサイダー情報は極秘公開されているので、入手してみると良いでしょう。
情報サイトで公開されるインサイダー情報が関係者の間で流れると、朝一番のオッズに異常が発生します。関係者がこぞって馬券を買うので異常が発生するので、朝からオッズを監視する戦略も、穴馬券の戦略には有効です。